回転式電気炉 RBF

用途
ロストワックス鋳造専用に開発された、効率よく、鋳型の脱ロウ・焼成ができる回転式電気炉です。

 

特徴
  • 操作が簡単なタッチパネル
  • 焼成温度分布の均一化
  • アフターバーナ
  • 過昇温防止装置

(1)操作が簡単なタッチパネル

多種多様な地金、デザイン、埋没剤に応じた最大8ステップのパラメータ(レシピ)を20種類保存することが可能です。最短距離で鋳型を呼び出すシステムが搭載されています。

 

(2)焼成温度分布の均一化

炉ヒータと炉体の間の温度差が最小限に抑えられ、炉床板自体が回転することにより自然な空気の流れが生じ、炉内が均一な温度分布で加熱されます。

 

(3)アフターバーナー

RBFシリーズに標準搭載のアフターバーナーは、高い燃焼効率を実現し、排煙による公害や臭いを極力抑えます。

 

(4)過昇温防止機能

* 過昇温防止装置機能

センサーの故障などにより温度制御が不能になっても過昇温防止機能で鋳型や石留鋳造用鋳型内の石を無駄にしなくてすみます。
三種類の設定(変更可)があるので、石留鋳造、金銀、白金などの焼成に使い分けられます。
設定を30℃(変更可)超えて加熱し続けると強制的に加熱をシャットダウンします。

 

仕様

型式 RBF32/21 220V RBF37 380V
電源 220V, 50/60 Hz, 3相 380V, 50/60 Hz, 3相
消費電力 16.2kVA (2次焼成炉含む) 17.2kVA (2次焼成炉含む)
最高温度 最大950℃ 最大850℃
焼成ステップ 最大8ステップ 最大8ステップ
鋳型収納数 21個(直径101mm)
32個(直径89mm)
41個(直径76mm)
37個(直径101mm)
45個(直径89mm)
鋳型寸法 最大高さ230mm(下段), 300mm(上段) 最大高さ230mm
装置外寸 825(W)×708(D)×1984(H)mm
(コントロールボックス/2次焼成炉含む)
1125(W)×1073(D)×2176(H)mm
(コントロールボックス/2次焼成炉含む)
装置重量 約200kg 約460kg

 

仕様または外観は、将来、予告なしに変更する事があります。