用途
今までにない揺動方式(特許取得済み)により、
メディアが製品を包み込みながら研磨を行う装置です。

 

特徴
  • 揺動運動が驚異的な磨きを実現!(特許取得済み)
  • 3段階・スピードコントロール(正転・逆転)
  • 絡み・変形・歪み発生の減少

(1)揺動運動が驚異的な磨きを実現!(特許取得済み)

従来の遠心バレルは、2次元水平(垂直)運動のため、
ワークとメディアが分離し、ワーク同士の干渉で打痕が多く発生してしまいます。
また、この分離現象により研磨効果が低下し、研磨時間が長くなります。
遠心揺動バレルは斜め設置した4個のポットを、公転テーブルの上で自転させた3次元相対運動により、
『 揺らぎ 』現象を生み出します。この揺らぎ&遠心モーメントにより、常にメディアがワークを
包み込みますので、打痕傷が減少・研磨時間の大幅な短縮が可能となりました。

遠心揺動バレルの動作原理説明図

 

(2)3段階・スピードコントロール(正転・逆転)

研磨初期段階では、低速回転でワーク研磨面に当たりを付け→ 中・高速での研磨に進むことで、
急激な強い回転をワークに与えることなく、効率の良い研磨が可能です。
低・中・高速の3段階コントロールは、正転・公転ともに可能です。
セラミックやフェライトなど、チッピングしやすい素材には可変速が特に有効です。

 

(3)絡み・変形・歪み発生の減少

ワーク同士が絡み合うような場合でも、常にメディアの中にワークが存在するために、
従来機と比べ、絡み・変形・歪み発生が少なくなります。

仕様

外形寸法(W x D x T) 640mm x 680mm x 970mm
重量 160 kg
回転数 Max. 210回転/ 分
タンク内容量 2.5 l x 4槽

 

仕様及びデザインは、2007年8月現在のものです。技術改善などにより、予告なしに変更することがありますが、ご了承下さい。
実際とは色合いなど多少異なることがあります。